落魄の月

よしなしごと

放置していたことをおもいだしたので

久しぶりに更新しようとおもってやってきました。

 

 年の瀬だし一年を振り返るのも良かろうと言うことで備忘録もかねて書いていこうかとおもいます。まず今日は推しの誕生日なので、今年一年のk-pop鑑賞記録。去年の11月ぐらいからですかね、まず一番大きな事はあたらしい推しができました。その名もTOMORROW x TOGETHER。だいたいとぅばどぅとよんでおります。名前が長いから。ルートとしては「へーばんたんの弟分か」→「なんでこんなビジュアルの写真つくったんですか?現物がみたいです」→「MVもめっちゃすき」→どん!とりつくろうことなく申し上げれば見た目にほいほいされたんですけど、まぁスタイリストさんの執念がすごい。一番最初にみたのは「chapter of chaos: freez」のworld版ですね。みんなフリルとレースをもりもりもられた白い衣装をきているんですが、凍った世界ということなので指の関節まで赤みを入れるメイク。吉田良の人形みたいだなとおもったんですが、ドールメイクに近いメイクでした。ヴィジュアルにほいほいされ、最初に聴いたのは「Run Away」だとおもいますが、「0x1=Lovesong」にやられました。サウンドも好きだしMVも好きだ。グループでの転換点ともなる曲で、その変化が好きでした。ちょうどリパッケージアルバムでのカムバ(k-pop用語で新譜をだしてその曲で各種音楽番組をまわったりする活動期間)タイミングではまったとおもいますが、あれよあれよと色々とディグってディグって、ばんたんと同じように大量のコンテンツを掘り続け今にいたる。眼帯つけていたいけない顔をしてたヒュニンカイがあんな変な笑い声をだす人間だとは思わなかったし(それにしてもj-hope大先生といい変な笑い声は伝統なのか)、亡国の少年王みたいなはかなげな顔してたボムギュが言うこと聞かないマルチーズみたいな男だとは思わなかったし、発見と驚きにみちた出会いでした。とぅばどぅの話しはまた別のときに。

 

 そんなこともあり3.4月あたりにはk-popの新譜はapple musicで聴ける範囲でアルバム単位でいったん聴いてみるという状況に。最初はばんたん以外は右も左もわからなかったんですがk-pop Aリストというプレイリストやk-popのステーションを聴いたりとして徐々に聴く幅がひろがりました。aespaの「next level」やstaycの「run 2 you」、あとはoh my girlの「dun dun dance」あたりが最初に印象に残ったかな。そこからグループをチェックして、掘り進める感じ。vliveというアーティストが配信をおこなう配信サイトがあるのですが(現在はweavers liveというものになっています)、そこでとぅばどぅのメンバーが最近お気に入りの曲などを話してくれるのをきいてみたりもしました。そこで紹介されていたのが(G)I-DLEの「TOMBOY」です。


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ぶらっくぴんく……がーるずくらっしゅ……というふんわりとした知識しかないのでそういう話しはさておいて、なんかとにかくかっこいいおねーさんたちが居るんだなこの業界という衝撃。サビのメロディーも振り付けも印象的で配信チャートを爆走してたそうです(推し曰く)。わーすごーい、なんかいっぱい楽しい音楽がある。以下は今年発表されて個人的に好きな曲。

 


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本命ですので外す訳にはいきません。失恋ソングなんですがその結果自己破壊という結論に至るのは、他者と自己について多く歌うグループならではなのかなとおもいます。ダンスはシンプルですが腕の上げ下げする角度までそろうこのグループならではの振り付けです。


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ブラックスーツとライティングによって皺が綺麗にみえる。フェチズムの極み。この服の素材は何なのか気になります。

 


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日本でもとある日本人がいるグループとして話題になりました。デビュー曲よりはこっちのほうが好きです。人類は骨盤をこんな風にうごかせるんですね。

 


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le sselafimと同じく今年デビュー。みんなわかいかわいい初々しい。曲はk-popの主流から意図的にはずしている感じ。洋楽っぽいっていうか。サビのメロディーラインにぴったりそう伸びやかな振り付けが印象的です。ちなみに産毛を意図的に作るのがはやりだと美容師の知り合いに聴きました。昔安室のころに流行ったらしいので時代は巡る。

 


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プレイリストで聴いて毎回毎回「いい曲だななんだろう」とチェックしてしまった曲。H&Mの店内で流れているのをきいたことも印象に残っています。大きな扇子での下から脚をだす振り付けが独特かつエロティックです。

 


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江南スタイルのpsyおじさんの新曲。いうなればマツケンサンバ。ステージと観客が一体になってもりあがる曲。江南スタイルはよくわからない身ですが、こっちは幾度となく聴きました。

 

番外編


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クリスマスにやってる特番らしいです。日本だとこの時期にベストアーティストやFNS歌謡祭やってますね。真面目にちゃんとみてますよ。出演者全員で歌ってるんですけど、アイドルって歌える職業だったんですねとおもってしまった。これをみるとどんだけしごかれてアイドルデビューしてるのかをおもいをはせてしまう。


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 今年は日本で行われたMAMA(めろんあじあみゅーじっくあわーどの略称だった気がする)ステージ。次世代のガールズグループ総出演なんですが、正直全員無双武将レベルのひとたちですごいメンツを集めたなとおもいました。当たり前のようにtwiceのカバーを披露していますがk-popの過去曲カバー文化もおもしろくて、ファンの拡大に一役買っているとおもいます。あとこの中に元あいずわんを数えたらすごいことになるなともおもいました。

 

 全体的に書き出すと女性グループの歌のほうが好きです。グループ人数が7人越えるあたりから認識能力が低下して脳が理解を拒んでいく。とにもかくにも現代では韓国の地上派音楽番組が日本でも配信サイトでみることができてしまうので、一週間に一話ある音楽番組をとにかく最初から(ただし推しがデビューしたところから)みていったりと大変ひさしぶりにオタク業がはかどります。言語の壁がありますがワールドワイドを打ち出しているので英語字幕はだいたいついているし、英語教育は真面目にうけたのでだいたいわかる。大学受験以来埃を被っていたGeaniusも引っ張りだしました。検索するより紙をめくるほうがはやい。

 k-popその気になれば本当に次から次へとみたことのないコンテンツがでてくるので時間がいくらあってもたりないまさに沼。MVにダンス練習動画、ダンス動画に音楽番組のステージ映像。グループだったらメンバーひとりずつのカメラもあるし自主制作バラエティーもある。ビハインドに生配信、テレビ局がつくってるバラエティもある。そしてだいたい英語までなら字幕がついてるので英語ができればだいたいわかる。英語を頑張った過去の自分えらい。日本語字幕がつくつかないの境界線はいまいちわかってません。

ここ数年で一番いきいきとオタクをしている気がします。とりまざくっとk-popの一年。