落魄の月

よしなしごと

毎日こつこつと

 やろうとか言ってないけどもうすでにブログ書くのを忘れそうになりました。

 なるほど!編集画面を「はてな記法」というやつにしないとはてな記法が使えないんですね!さっきタブを発見しました。ということは、とおもったけどよくわかりませんでした。ネタバレは目を滑らせて読んで下さいませ。

 FF14は本日でWeeklyの〆切り。FEHも〆切りです。オンラインの〆切りに追われています。そのほうが平和かもしれない。FF14は火曜日の17時、FEHは火曜日の16時と、このびみょ〜な切り替え時間。月曜切り替えじゃないのが有り難いようなそうでもないような。

本日もなんとなく罪本を一冊読み終わりました。ブログ効果でしょうか。えらい!

この作者のデビューは角川ホラー文庫この微妙にキャッチーを装ったキッチュな副題はどうにかならなかったんでしょうか。主人公が気弱な若手ホラー作家で相棒は霊が向こうから敬遠するサド気質の編集者。3巻続いて、最後の方はなんとなく設定が冗長になって、あまり腑に落ちた終わり方じゃないなとおもいました。
 んでこっち。タイガ文庫。タイガちゃんといえば講談社ノベルスを微妙に継承したようなしてないようなラインナップでおなじみ。この作品はホラー?ミステリ?んーぐらいのものです。舞台は歴史あるホテル。数々の理解不明なトラブルを専門のコンシェルジュが解決します、このホテルではなにごともおこりません!という話です。連作形式で、最初のふたつはちょいミステリよりかも。どうやってやるかはおいといて(怪異現象だからね)、どういう理屈でそうなって連続する出来事の共通点はなんなのか、というのが話の焦点になります。なんとなく『死相学探偵』あたりと題としては似てるかな。あれも死相がでてる人間・でてない人間、消える・でるタイミングで推理するし。んで、最初ふたつは「どうしてそういう共通点があらわれるのか」ですが、みっつめは物語内容の真ん中、死んだ人間と生きている人間のかかわりにシフトします。んで最後は綺麗に、主人公自身とホテルの話で終わり。一冊としてきれいに終わってる。
 主人公のホテルマン、怪異現象に対応する専門職ということなんだけれど、そんな人間どこからリクルートしてくるのか、と考えるとおのずとオチまで読めてくる。このホテルマン、苦労性でまわりの幽霊たちにからかわれたりなんだったり、ついでにいえば同僚からも胡乱な目でみられたりしていて、しかし「このホテルは平和!なにもない!無事!」という目標を堅持する姿はほほえ、ましくはないか。人間味があるというか頑張り屋だというか、結構主人公が突き刺さるというわけではなくじわじわとくせになる話でした。最後の話とか、ちょっとなかせるじゃない。
 この作家の本、あと一冊積んでいるのでそのうちに……多分、きっと。